6月は梅雨の季節ということもあり、ほかの月に比べて大型イベントが少ない印象があります。
しかし、全国各地では伝統的なお祭りや季節を感じられる行事が開催されており、初夏ならではの魅力を楽しめる時期でもあります。
この記事では、6月に開催される人気イベントや恒例行事、旬の花や食べ物について詳しく紹介します。
6月はメインイベントが少ない月
6月は大型連休や国民の祝日がなく、比較的落ち着いた月として知られています。
また、梅雨入りする地域が多く、屋外イベントの開催が難しい時期でもあります。
それでも、日本各地では伝統行事や季節のイベントが数多く開催されており、地域ならではの文化に触れられる貴重な機会となっています。
6月は祝日がない
6月は1年の中で唯一、国民の祝日が設定されていない月です。
1月から5月までは成人の日や建国記念の日、ゴールデンウィークなどの祝日がありますが、6月には連休がありません。
そのため「6月は休みが少なくて長く感じる」という人も多いでしょう。
一方で、学校や企業では夏休み前の準備期間となるため、イベントや旅行の計画を立てやすい時期でもあります。
梅雨の時期で雨が多い
6月といえば梅雨を思い浮かべる人が多いでしょう。
梅雨前線の影響で雨の日が続き、湿度も高くなります。しかし、雨に濡れたあじさいや新緑が美しく映える季節でもあります。
近年では「あじさい祭り」や「雨の日限定イベント」なども増えており、梅雨ならではの楽しみ方が注目されています!
6月に行われるイベント一覧
| イベント | 時期 |
|---|---|
| 熱田まつり | 6月5日 |
| 金沢百万石まつり | 6月5日〜7日 |
| 鳥越神社大祭 | 6月5日〜9日 |
| 山王祭 | 6月7日〜17日 |
| YOSAKOIソーラン祭り | 6月10日〜14日 |
| 父の日 | 6月21日 |
| 夏至 | 6月21日 |
| 夏越の祓(なごしのはらえ) | 6月30日 |
| 花火大会 | 各地域で異なる |
6月には全国各地で歴史ある祭りや季節の行事が開催されます。
上記に加えて、ジューンブライドやビアガーデン・ラベンダー畑など、各地で様々なイベントが開催されますが、中でも大きいお祭りや行事をピックアップして解説していきます。
ジューンブライド

引用元:マイナビウエディング
「ジューンブライド(June Bride)」は、6月に結婚した花嫁は幸せになれるというヨーロッパ発祥の言い伝えです。
日本でも人気が高く多くの結婚式場でブライダルフェアや特別プランが実施されており、気候の関係から屋内での挙式を選ぶカップルも増えています。
また海外ではハワイやヨーロッパを始め乾季に入っている国が多く、心地よい気候で結婚式が行える季節となります。
特に海外挙式を考えているカップルにとっては、最高のウエディングシーズンと言えます。
6月5日:熱田まつり

引用元:熱田神宮 例祭(熱田まつり)
愛知県名古屋市で開催される熱田まつりは、熱田神宮最大のお祭りです。
毎年6月5日に行われ、境内では普段は見られない奉納行事や神楽、武道大会などが開催されます。
夜には神宮公園から約1,000発の花火も打ち上げられ、多くの参拝客で賑わいます。
6月5日〜7日:金沢百万石まつり

引用元:金沢百万石まつり
石川県金沢市で開催される金沢百万石まつりは、加賀藩祖・前田利家公が天正11(1583)年6月14日、金沢城に入城し金沢の礎を築いた偉業をしのんで開催されています。
最大の見どころは「百万石行列」で、豪華な時代絵巻が市内を練り歩きます。毎年有名俳優や著名人が前田利家役とお松の方役を務めることでも話題になります。
令和8年第75回 金沢百万石まつりの前田 利家公 役には俳優の大東 駿介さん、お松の方 役には俳優の菅井 友香さんが決定しました!
この2人は2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)に出演しており、大東駿介さんは前田利家を、菅井友香さんがまつを演じています。
6月5日〜9日:鳥越神社大祭

引用元:鳥越祭
東京都台東区の鳥越神社で開催される例大祭です。
「千貫神輿」と呼ばれる巨大な神輿が有名で、都内随一の重さを誇ります。
迫力ある宮入りを一目見ようと多くの人が集まります。
日が暮れるころ、神輿の弓張提灯と町会の高張提灯に火が入ると、祭りは最高潮を迎えます。
この宮入道中は、「鳥越の夜祭り」と言われ、荘厳かつ幻想的です。
6月7日〜17日:山王祭

引用元:日枝神社 山王祭
東京都千代田区の日枝神社で行われる山王祭は、日本三大祭りのひとつに数えられています。
徳川将軍家が江戸城に神輿を迎え入れた「天下祭」の伝統を今に伝える、日枝神社の壮大な祭礼です。
また2026年は2年に一度の「本祭り」にあたり「神幸祭」が開催されます。
平安時代の装束を纏った500名が都心を練り歩く「神幸祭」は、高層ビル群と歴史絵巻が交差する東京の初夏を鮮やかに彩ってくれます。
6月10日〜14日:YOSAKOIソーラン祭り

引用元:YOSAKOIソーラン祭り
新緑に染まる6月に北海道札幌市で開催される初夏の一大イベントです。
高知県のよさこい祭りと北海道の民謡「ソーラン節」を融合させた踊りが特徴で、色とりどりの衣装を身にまとい、鳴子を手にした踊り子たちがソーラン節のメロディに合わせて踊ります。
華やかな衣装と迫力ある演舞は圧巻です。
6月21日:父の日
「母の日と違って日程を忘れがち……」そんな声が聞こえる父の日ですが、日頃の感謝をお父さんに伝える大切な記念日です。
毎年6月の第3日曜日と定められているため2026年は6月21日になります。
父の日の起源はアメリカとなっていて、父の日には黄色いバラを贈る習慣があります。
ネクタイやお酒、グルメギフトなどを贈る家庭が多いですが、今年はお花を送ってみるのもよいかもしれませんね。
プレゼントももちろんうれしいですが、「いつもありがとう」の言葉伝えるだけでも喜んでもらえると思いますよ。
6月21日:夏至
夏至は1年で最も昼の時間が長くなる日です。
北半球では太陽が最も高い位置を通り、夏の訪れを感じる節目の日として知られています。
6月30日:夏越の祓(なごしのはらえ)
6月のおすすめ行事として欠かせないのが「夏越の祓」です。
全国の神社で行われる神事で、一年の折返しにあたる6月30日に半年間の穢れを祓い、残り半年の無病息災を願います。
「茅の輪くぐり」や「人形流し」を行う神社も多く、毎年多くの参拝客が訪れます。
- 東京「神田明神」(東京都千代田区)
- 京都「北野天満宮」(京都府京都市)
- 三重「伊勢神宮」(三重県伊勢市)
- 奈良「高鴨神社」(奈良県御所市)
- 福岡「太宰府天満宮」(福岡県太宰府市)
お住いの近くの神社で開催されていたらぜひ参拝されてみてはいかがですか?
6月開催の花火大会【全国】

7月・8月に開催されることが多い花火大会ですが、少し早く6月に開催してる地域もあります。
- 2026年6月6日(土) りんくう花火2026(ENJOY!りんくう):大阪府泉佐野市
- 2026年6月12日(金) 第42回 咲花温泉水中花火大会:新潟県五泉市
- 2026年6月13日(土) 十和田湖湖水まつり:青森県十和田市
- 2026年6月13日(土) 常滑りんくうビーチ サンセット花火:愛知県常滑市
- 2026年6月20日(土) 第19回 古都ひろさき 花火の集い:青森県弘前市
- 2026年6月27日(土) 第10回 えべつ花火:北海道江別市
雨が降ると延期や中止になってしまう可能性がありますが、気温が上がりすぎない6月の花火大会は鑑賞しやすいかもしれませんね。
その他のイベント
そのほかにも6月には以下のようなイベントがあります。
- あじさい祭り
- ほたる観賞会
- 田植え体験イベント
- 梅収穫体験
- ラベンダー祭り
- ビアガーデンオープン
- 海開き関連イベント
地域によって開催内容が異なるため、旅行先やお住いの近くで開催していないかチェックしてみるのもおすすめです。
6月が旬のもの
6月は自然の恵みが豊富な季節です。旬の花や食材を楽しむことで、より季節感を味わえます。
6月が旬の花
6月に見頃を迎える花には以下があります。
- あじさい
- 花しょうぶ
- ラベンダー
- クチナシ
- ユリ
特にあじさいは梅雨を代表する花として全国で人気があります。
あじさい狩り
季節のお花・紫陽花(あじさい)のイベントなら、雨降りや梅雨の晴れ間にこそ楽しめるのでおすすめです!
あじさい狩りを開催している名所は以下になります。
- 【東京都府中市】郷土の森 あじさいまつり(2025年5月31日~7月6日)
- 【東京都文京区】第41回文京あじさいまつり(2025年6月7日~15日)
- 【神奈川県箱根町】箱根強羅公園 あじさい特別展示(2025年5月31日~6月30日)
- 【神奈川県小田原市】小田原城あじさい花菖蒲まつり(2025年5月31日~6月15日)
- 【茨城県水戸市】水戸のあじさいまつり(2025年6月7日~29日)
- 【茨城県桜川市】雨引山楽法寺 あじさい祭(2025年6月10日~7月20日)
- 【大阪府箕面市】勝尾寺 あじさいまつり(2025年6月1日~7月15日)
- 【京都府福知山市】觀音寺 あじさいまつり(2025年6月22日)
- 【愛知県蒲郡市】形原温泉あじさい祭り(2025年6月1日~30日)
- 【広島県三原市】三景園 花まつり(2025年6月6日~29日)
- 【山口県防府市】東大寺別院阿弥陀寺 あじさいまつり(2025年6月1日~30日)
- 【佐賀県武雄市】大聖寺 あじさいまつり(2025年6月5日~30日)
こちらの名所以外にもたくさんのあじさい祭りが全国各地で開催されています!
色とりどりのあじさい観賞はもちろん、イベントやキッチンカーで出ていたりする所もありますので、さまざまなイベントをあじさいとともに楽しんでくださいね。
6月が旬の食べ物
6月に旬を迎える食材には次のようなものがあります。
- 梅
- びわ
- さくらんぼ
- アユ
- イサキ
- アスパラガス
- 新じゃがいも
旬の食材は栄養価も高く、季節ならではの味覚を楽しめます。
さくらんぼ狩り
旬を迎えるさくらんぼは農園等でさくらんぼ狩りも開催されることが多いです。
山形県や福島県など限られた地域になると思いますが、ぜひチェックしてみてください!
6月のイベントに関するよくある質問
イベントが少ない6月ですが、6月のイベントや6月にまつわるよく質問として、
- 6月は梅雨なのに水無月なのはなぜ?
- 衣替えは6月に行う?
について解説していきます。
6月は梅雨なのに水無月なのはなぜ?
旧暦の6月は現在の7月頃にあたり、梅雨が明けて水不足になりやすい時期でした。
水無月の「無」は、「の」にあたる連体助詞「な」であるため、「水の月」という意味になります。
今まで水の無かった田んぼに水を注ぎ入れる頃であることから、「水無月」や「水月(みなづき・すいげつ)」「水張月(みずはりづき)」と呼ばれるようになッタといわれています。
諸説ありますので、気になった方は調べてみてはいかがですか?
衣替えは6月に行う?

一般的に衣替えは6月1日に行う方が多いのではないでしょうか。
学校の制服や企業のクールビズも6月から切り替わることが多く、本格的な夏に向けて服装を変更する目安となっています。
衣替えの注意点
衣替えの際には、衣類に付着した汗や皮脂、ホコリをしっかりクリーニングしてから収納することが推奨されています。
湿気の多い日本の気候では、カビや虫食い、変色、ニオイ移りの原因になりやすいため、押し入れやクローゼットの換気や除湿剤の使用も重要です 。
ディスカウントストアやホームセンターでも衣替えに向けた商品が多く陳列されています!
また、少しずつ移行する「段階的衣替え」が現代では主流となっています。
季節の移り変わりが急におこる昨今ではこの日からときめるのではなく、少しずつ衣服の移行をしている人も多いようですよ。
まとめ
6月は祝日がなく梅雨の影響もあるため、イベントが少ないと思われがちです。
しかし、熱田まつりや金沢百万石まつり、山王祭、YOSAKOIソーラン祭りなど、全国各地で魅力的な行事が開催されています。
また、父の日や夏至、夏越の祓など季節を感じられる恒例行事も多く、旬の花や食べ物を楽しめる時期でもあります。
また雨の日が多いからこそショッピングセンターでの室内イベントも各地で開催されています!
梅雨の季節、雨の日が多いからこそ楽しめる景色やイベントもあるので、ぜひ6月ならではの魅力を満喫してみてください!

コメント