日本には季節の節目や暮らしの区切りに合わせて、毎年くり返される行事がたくさんあります。
年間行事(年中行事)とは、そうした毎年決まった時期に行われる行事の総称です。
お正月やひな祭りのように家庭で祝うもの、お盆や七五三のように先祖や子どもの成長に感謝するもの、国が定めた祝日まで、種類もさまざまです。
この記事では1月から12月までの主な行事を、2026年と2027年の日付つきの一覧表と月別の解説でまとめました。
意味や由来、行事食に加えて、五節句・祝日・二十四節気といった切り口別の早見表も用意しています。
日付は国立天文台と内閣府が公表している情報をもとに確認しています。
「年間行事とは何か、種類の違いを先に知りたい」という方は、日本の年間行事とは?意味と種類からご覧ください。
月ごとの行事を探している方は、下の一覧表から、該当する月の解説へ進めます。
【一覧表】2026〜2027年の年間行事カレンダー
2026年は大半がすでに過ぎています。
そのため次に迎える2027年の日付とあわせて確認できるように、2026年・2027年の2列にしました。
日付が毎年変わる理由は、日本の年間行事とは?意味と種類で解説しています。
1月〜6月の行事
| 月 | 行事 | 2026年 | 2027年 | 分類 | 行事食・ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 元日 | 1月1日(木) | 1月1日(金) | 祝日 | おせち料理・お雑煮 |
| 1月 | 七草 (人日の節句) |
1月7日(水) | 1月7日(木) | 節句 | 七草がゆ |
| 1月 | 鏡開き | 1月11日(日) | 1月11日(月) | 風習 | 鏡餅をお雑煮やおしるこに |
| 1月 | 成人の日 | 1月12日(月) | 1月11日(月) | 祝日 | 1月の第2月曜日 |
| 1月 | 小正月 | 1月15日(木) | 1月15日(金) | 風習 | 小豆がゆ |
| 1月 | 大寒 | 1月20日(火) | 1月20日(水) | 二十四節気 | 一年で最も寒い時期 |
| 2月 | 初午 | 2月1日(日) | 2月8日(月) | 風習 | いなりずし |
| 2月 | 節分 | 2月3日(火) | 2月3日(水) | 雑節 | 福豆・恵方巻 |
| 2月 | 立春 | 2月4日(水) | 2月4日(木) | 二十四節気 | 暦の上で春が始まる日 |
| 2月 | 建国記念の日 | 2月11日(水) | 2月11日(木) | 祝日 | 政令で2月11日と定められている |
| 2月 | バレンタインデー | 2月14日(土) | 2月14日(日) | 習慣 | 贈り物の習慣 |
| 2月 | 天皇誕生日 | 2月23日(月) | 2月23日(火) | 祝日 | |
| 3月 | ひな祭り (上巳の節句) |
3月3日(火) | 3月3日(水) | 節句 | ひなあられ・ちらし寿司 |
| 3月 | 春のお彼岸 | 3月17日(火)〜23日(月) | 3月18日(木)〜24日(水) | 雑節 | ぼたもち |
| 3月 | 春分の日 | 3月20日(金) | 3月21日(日) | 祝日 | 2027年は3月22日(月)も休日 |
| 4月 | お花見 | 桜の開花に合わせて | 桜の開花に合わせて | 風習 | 地域・年により異なる |
| 4月 | 花祭り | 4月8日(水) | 4月8日(木) | 仏教行事 | 甘茶 |
| 4月 | 昭和の日 | 4月29日(水) | 4月29日(木) | 祝日 | |
| 5月 | 八十八夜 | 5月2日(土) | 5月2日(日) | 雑節 | 新茶 |
| 5月 | 憲法記念日 | 5月3日(日) | 5月3日(月) | 祝日 | 2026年は5月6日(水)が休日 |
| 5月 | みどりの日 | 5月4日(月) | 5月4日(火) | 祝日 | |
| 5月 | こどもの日 (端午の節句) |
5月5日(火) | 5月5日(水) | 祝日 節句 |
柏餅・ちまき |
| 5月 | 母の日 | 5月10日(日) | 5月9日(日) | 習慣 | 5月の第2日曜日 |
| 6月 | 衣替え | 6月1日(月) | 6月1日(火) | 風習 | 夏服へ |
| 6月 | 入梅 | 6月11日(木) | 6月11日(金) | 雑節 | 暦の上の梅雨入り |
| 6月 | 父の日 | 6月21日(日) | 6月20日(日) | 習慣 | 6月の第3日曜日 |
| 6月 | 夏至 | 6月21日(日) | 6月21日(月) | 二十四節気 | 昼が最も長い日 |
| 6月 | 夏越の祓 | 6月30日(火) | 6月30日(水) | 神事 | 茅の輪くぐり |
7月〜12月の行事
| 月 | 行事 | 2026年 | 2027年 | 分類 | 行事食・ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| 7月 | 半夏生 | 7月2日(木) | 7月2日(金) | 雑節 | 農作業の節目 |
| 7月 | 七夕 (七夕の節句) |
7月7日(火) | 7月7日(水) | 節句 | そうめん |
| 7月 | 海の日 | 7月20日(月) | 7月19日(月) | 祝日 | 7月の第3月曜日 |
| 7月 | 土用の丑の日 (夏) |
7月26日(日) | 7月21日(水) 8月2日(月) |
雑節 | うなぎ |
| 8月 | 立秋 | 8月7日(金) | 8月8日(日) | 二十四節気 | 暦の上で秋が始まる日 |
| 8月 | 山の日 | 8月11日(火) | 8月11日(水) | 祝日 | |
| 8月 | お盆 | 8月13日(木)〜16日(日) | 8月13日(金)〜16日(月) | 仏教行事 | 迎え火・送り火 |
| 9月 | 防災の日 二百十日 |
9月1日(火) | 9月1日(水) | 記念日 雑節 |
防災週間は8月30日〜9月5日 |
| 9月 | 重陽の節句 | 9月9日(水) | 9月9日(木) | 節句 | 栗ご飯・菊 |
| 9月 | 敬老の日 | 9月21日(月) | 9月20日(月) | 祝日 | 9月の第3月曜日 |
| 9月 | 秋のお彼岸 | 9月20日(日)〜26日(土) | 9月20日(月)〜26日(日) | 雑節 | おはぎ |
| 9月 | 秋分の日 | 9月23日(水) | 9月23日(木) | 祝日 | 2026年は9月22日(火)も休日 |
| 9月 | 十五夜 (中秋の名月) |
9月25日(金) | 9月15日(水) | 風習 | 月見団子 |
| 10月 | 衣替え (冬服へ) |
10月1日(木) | 10月1日(金) | 風習 | |
| 10月 | スポーツの日 | 10月12日(月) | 10月11日(月) | 祝日 | 10月の第2月曜日 |
| 10月 | 十三夜 | 10月23日(金) | 10月12日(火) | 風習 | 栗・豆 |
| 10月 | 秋の味覚 | 10月〜11月 | 10月〜11月 | 季節 | 栗・さつまいも・きのこ |
| 10月 | ハロウィン | 10月31日(土) | 10月31日(日) | 外来行事 | かぼちゃ |
| 11月 | 文化の日 | 11月3日(火) | 11月3日(水) | 祝日 | |
| 11月 | 津波防災の日 | 11月5日(木) | 11月5日(金) | 記念日 | 津波対策の推進に関する法律で制定 |
| 11月 | 酉の市 | 11月7日(土) 19日(木) |
11月2日(火) 14日(日)・26日(金) |
風習 | 熊手 |
| 11月 | 立冬 | 11月7日(土) | 11月8日(月) | 二十四節気 | 暦の上で冬が始まる日 |
| 11月 | 七五三 | 11月15日(日) | 11月15日(月) | 人生儀礼 | 千歳飴 |
| 11月 | 勤労感謝の日 | 11月23日(月) | 11月23日(火) | 祝日 | 新嘗祭が起源 |
| 12月 | 事始め | 12月13日(日) | 12月13日(月) | 風習 | 正月準備の開始 |
| 12月 | 冬至 | 12月22日(火) | 12月22日(水) | 二十四節気 | ゆず湯・かぼちゃ |
| 12月 | クリスマス | 12月25日(金) | 12月25日(土) | 外来行事 | |
| 12月 | 大晦日 | 12月31日(木) | 12月31日(金) | 風習 | 年越しそば |
※祝日・二十四節気・雑節の日付は、国立天文台「令和8年(2026)暦要項」「令和9年(2027)暦要項」と、内閣府「国民の祝日について」をもとにしています。
※酉の市・土用の丑の日・十三夜・初午の日付は、暦の計算にもとづく情報です。お出かけの前に、各寺社の公式情報をご確認ください。
1月〜12月の行事を月別に解説

ここからは、月ごとに主な行事の意味や由来、行事食を紹介します。
日付は先ほどの一覧表と同じ、2026年の情報です。
2027年の日付は、一覧表でご確認ください。
また、下記から各月にジャンプできますので、気になる月だけでも確認してみてください。
| 1月の行事 | 2月の行事 | 3月の行事 | 4月の行事 |
| 5月の行事 | 6月の行事 | 7月の行事 | 8月の行事 |
| 9月の行事 | 10月の行事 | 11月の行事 | 12月の行事 |
1月の行事|お正月から成人の日まで

1月は、新しい年を迎える行事が続く月です。
お正月の飾りや料理には、一年の無病息災や豊作を願う意味が込められています。
お正月・初詣(1月1日〜)

お正月は、新しい年の神さま(年神さま)を家に迎えて祝う行事です。
玄関に門松やしめ飾りを飾り、鏡餅を供えて、年神さまをお迎えします。
お正月に食べる料理には、それぞれ縁起の良い意味があります。
たとえば、おせち料理は、農林水産省の「行事食」の解説でも、一つひとつの料理に願いが込められた料理として紹介されています。
初詣は、年が明けてから初めて神社や寺にお参りする習慣です。
お参りの時期に厳密な決まりはなく、三が日(1月1日〜3日)に行く人が多いものの、松の内(1月7日、地域により15日)までに行くとされることもあります。
七草・人日の節句(1月7日)
1月7日は、五節句のひとつ「人日(じんじつ)の節句」にあたります。
この日の朝に、春の七草を入れた「七草がゆ」を食べる習慣があります。
春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろの7種類です。
七草がゆには、一年の無病息災を願う意味と、お正月のごちそうで疲れた胃腸を休める意味があるといわれています。
鏡開き(1月11日)
鏡開きは年神さまが宿っていた鏡餅を下げていただく行事です。
2026年は1月11日(日)です。
鏡餅は刃物で切らず、木づちなどで割るのが習わしです。
「切る」という言葉が、切腹などを連想させるためといわれています。
割った餅は、お雑煮やおしるこにして食べます。
地域によっては、鏡開きの日付が異なります。
成人の日(1月の第2月曜日)

成人の日は、ハッピーマンデー制度により1月の第2月曜日となっています。
2026年は1月12日(月)、2027年は1月11日(月)です。
国民の祝日について書かれている祝日法では、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日とされています。
2022年4月から、民法上の成年年齢は18歳に引き下げられました。
ただし自治体が開く「成人式」は、20歳を対象にする自治体が多くあります。
小正月(1月15日)
小正月は1月15日を中心とした行事です。
元日を中心とする「大正月」に対して、「小正月」と呼ばれます。
この日の朝には邪気を払うとされる小豆がゆを食べる習慣があります。
地域によっては正月飾りを焼く「どんど焼き(左義長)」を、この時期に行います。
大寒(1月20日)
大寒は二十四節気のひとつで、一年で最も寒い時期とされます。
2026年は1月20日(火)です。
二十四節気は、1年を24に分けた季節の目安で、国立天文台が毎年発表しています。
2月の行事|節分・立春から春の気配へ

2月は、暦の上で春が始まる月です。
厄を払う節分と季節の変わり目の立春が、続けてやってきます。
節分(2月3日)
節分は、もともと「季節を分ける日」を意味し、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していました。
現在は、立春の前日をさす言葉として定着しています。
2026年の節分は2月3日(火)です。
この日には「鬼は外、福は内」と唱えながら豆をまいて、邪気を払います。
豆まきに使う福豆は、炒った大豆を使うのが一般的です。
自分の年齢の数(または1つ多く)の豆を食べると、一年を健康に過ごせるといわれます。
(参考:農林水産省「行事食」)
節分の日付は、国立天文台が毎年発表する暦要項で確認できます。
(参考:国立天文台「暦要項」)
立春(2月4日)
立春は二十四節気のはじまりで、暦の上で春が始まる日です。
2026年は2月4日(水)、2027年も2月4日(木)です。
実際はまだ寒さが厳しい時期ですが、立春を過ぎると「春の便り」「春一番」といった言葉が使われ始めます。
八十八夜や二百十日など季節の節目を数える際の起点にもなる日です。
初午(2月の最初の午の日)
初午は2月最初の「午(うま)の日」に行う行事です。
2026年は2月1日(日)、2027年は2月8日(月)です。
全国の稲荷神社の総本社とされる伏見稲荷大社に、稲荷神が降り立った日が由来とされています。
稲荷神は農業の神さまであることから、豊作や商売繁盛を願う日となりました。
キツネの好物にちなみ、油揚げを使ったいなりずしを供える習慣があります。
建国記念の日(2月11日)
建国記念の日は2月11日で国民の祝日です。
祝日法では、「建国をしのび、国を愛する心を養う」日とされています。
(参考:内閣府「国民の祝日について」)
他の祝日と異なり、日付は政令で定められています。
そのため、ハッピーマンデーの対象ではなく、毎年2月11日です。
バレンタインデー(2月14日)

バレンタインデーは親しい人に贈り物をする日として日本に定着している行事です。
日本では、女性から男性にチョコレートを贈る習慣として広まりました。
近年は、家族や友人、自分自身へ贈る人も増えています。
天皇誕生日(2月23日)
2020年から天皇誕生日は2月23日になりました。
2026年は2月23日(月)、2027年は2月23日(火)です。
それまでの12月23日から変わったため、年末の祝日が1つ減ったことを覚えている方も多いかもしれません。
3月の行事|ひな祭りと春のお彼岸

3月は女の子の成長を祝うひな祭りと、先祖を供養するお彼岸の月です。
春分の日を境に、昼の時間が夜より長くなっていきます。
ひな祭り・上巳の節句(3月3日)

ひな祭りは女の子の健やかな成長と幸せを願う行事です。
五節句のひとつ「上巳(じょうし)の節句」にあたります。
もともとは中国から伝わった、厄払いの風習でした。
日本では人の形をした紙(人形)に厄をうつして流す風習と、貴族の人形遊びが結びついてひな人形を飾る行事に変わっていったとされています。
ひな祭りの行事食にはひなあられ・ちらし寿司・はまぐりのお吸い物・白酒や甘酒などがあります。
(参考:農林水産省「行事食」)
ひな人形は、立春(2月4日)ごろから飾り始め、遅くとも前日までに飾るのがよいといわれます。
春分の日・春のお彼岸
春分の日は昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。
日付は固定ではなく、国立天文台が前年2月に発表します。
2026年は3月20日(金)、2027年は3月21日(日)です。
2027年は日曜と重なるため、3月22日(月)が振替休日になります。
祝日法では「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされています。
(参考:国立天文台「暦要項」)
春分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間が、春のお彼岸です。
2026年は3月17日(火)〜23日(月)です。
お彼岸にはお墓参りをして先祖を供養し、お供えには小豆を使ったぼたもちが定番です。
「ぼたもち」は、春の花である牡丹にちなんで名づけられたといわれます。
卒業式・春の別れの時期
3月は学校の卒業式が行われる時期です。
日付は学校ごとに決められていて、毎年同じ日とは限りません。
花や袴で装うなど、人生の節目を祝う行事として親しまれています。
4月の行事|お花見と新年度

4月は桜の開花とともに、新しい生活が始まる月です。
昭和の日から始まるゴールデンウィークの入り口でもあります。
お花見

お花見は桜の花を愛でながら春の訪れを楽しむ風習です。
桜の開花時期は、年や地域により異なります。
気象庁などが公表する開花情報を、お出かけ前に確認しておくと安心です。
(参考:気象庁)
もとは、貴族が桜を楽しむ行事でしたが、江戸時代に庶民へ広がったとされています。
入学式・入社式
4月は入学式や入社式が行われる月です。
日本では4月から新年度が始まる学校や会社が多くあります。
日付は学校や会社ごとに異なります。
花祭り(4月8日)
花祭りはお釈迦さまの誕生日を祝う仏教行事です。
正式には「灌仏会(かんぶつえ)」と呼ばれます。
花で飾ったお堂に誕生仏を安置して甘茶をかけてお祝いします。
お寺によっては、参拝者に甘茶がふるまわれます。
昭和の日(4月29日)
昭和の日は4月29日の祝日です。
祝日法では「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日とされています。
(参考:内閣府「国民の祝日について」)
2026年は4月29日(水)、2027年は4月29日(木)です。
5月の行事|八十八夜からこどもの日まで

5月はゴールデンウィークの月です。
新茶の季節の八十八夜からこどもの日、母の日と家族で過ごす行事が続きます。
八十八夜(5月2日)
八十八夜は立春から数えて88日目にあたる雑節です。
2026年は5月2日(土)、2027年は5月2日(日)です。
このころから、農作業が本格化します。
「八十八夜の別れ霜」という言葉があり、遅霜の心配が少なくなる目安とされてきました。
この時期に摘まれたお茶は、新茶として親しまれています。
憲法記念日・みどりの日(5月3日・4日)
憲法記念日は5月3日の祝日です。
祝日法では「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」日とされています。
みどりの日は5月4日の祝日です。
「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日とされています。
(参考:内閣府「国民の祝日について」)
2026年は5月3日が日曜日にあたるため、5月6日(水)が振替休日になります。
こどもの日・端午の節句(5月5日)

こどもの日は5月5日の祝日です。
祝日法では、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日とされています。
(参考:内閣府「国民の祝日について」)
この日は五節句のひとつ「端午の節句」でもあります。
鎧や兜、五月人形、鯉のぼりを飾って、男の子の成長を願う家庭が多くあります。
菖蒲を湯に浮かべる「菖蒲湯」に入る習慣もあります。
行事食は柏餅とちまきです。
柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、「家系が途絶えない」縁起物とされます。
(参考:農林水産省「行事食」)
母の日(5月の第2日曜日)
母の日は母親に感謝を伝える日です。
日本では5月の第2日曜日とされています。
2026年は5月10日(日)、2027年は5月9日(日)」です。
カーネーションを贈る習慣が、広く知られています。
6月の行事|衣替えから夏越の祓まで

6月は祝日のない月ですが、暮らしの節目となる行事が多くあります。
梅雨入りの時期でもあり、季節の移り変わりを感じやすい月です。
衣替え(6月1日)
衣替えは季節に合わせて衣服や持ち物を入れ替える習慣です。
6月1日に夏服へ、10月1日に冬服へ替えるのが一般的です。
もとは、平安時代の宮中で行われた「更衣(こうい)」が始まりとされています。
学校や会社の制服は、これにならって6月1日・10月1日に切り替えるところが多くあります。
入梅(6月11日)
入梅は暦の上での梅雨入りの目安とされる雑節です。
2026年は6月11日(木)、2027年は6月11日(金)です。
ただし実際の梅雨入りは、地域や年によって異なります。
気象庁が発表する「梅雨入り」とは、別の考え方です。
(参考:国立天文台「二十四節気・雑節」)
父の日(6月の第3日曜日)

父の日は父親に感謝を伝える日です。
6月の第3日曜日とされており、2026年は6月21日(日)、2027年は6月20日(日)です。
黄色いバラを贈る習慣が知られています。
最近は食べ物や実用品、お酒など贈り物の幅が広がっています。
夏至(6月21日)
夏至は一年で最も昼が長くなる日です。
2026年は6月21日(日)、2027年は6月21日(月)です。
ただし日本では梅雨の時期と重なるため、日が長いことを実感しにくい年もあります。
(参考:国立天文台「暦要項」)
夏越の祓(6月30日)
夏越の祓(なごしのはらえ)は半年間のけがれを払い、残り半年の無病息災を願う神事です。
全国の神社で、6月30日ごろに行われます。
神社に設けられた茅の輪をくぐる「茅の輪くぐり」がよく知られています。
この日には和菓子の「水無月」を食べる習慣が、京都を中心に広まっています。
7月の行事|七夕・海の日・土用の丑の日

7月は夏の行事が本格的に始まる月です。
七夕や海の日、土用の丑の日など夏らしい楽しみが続きます。
半夏生(7月2日)
半夏生(はんげしょう)は夏至から11日目にあたる雑節です。
2026年は7月2日(木)、2027年は7月2日(金)です。
田植えを終える目安とされ、農作業の節目として大切にされてきました。
地域によってこの日に食べるものが決まっています。
たとえば関西ではタコ、香川県ではうどんを食べる習慣が知られています。
(参考:国立天文台「二十四節気・雑節」)
七夕・七夕の節句(7月7日)

七夕は五節句のひとつで、織姫と彦星の伝説で知られる行事です。
中国の「乞巧奠(きっこうでん)」という行事と、日本の神話や風習が結びついたとされています。
短冊に願い事を書いて笹に飾る習慣は、江戸時代に広がったといわれます。
行事食には、そうめんがあります。
そうめんは織姫の織り糸に見立てたという説があり、無病息災を願う食べ物として食べられてきました。
(参考:農林水産省「行事食」)
仙台の七夕まつりのように、月遅れの8月に行う地域もあります。
海の日(7月の第3月曜日)
海の日は7月の第3月曜日で、ハッピーマンデー制度の対象です。
2026年は7月20日(月)、2027年は7月19日(月)です。
祝日法では、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」日とされています。
(参考:内閣府「国民の祝日について」)
夏休みが始まる時期と重なるため、海水浴や海のレジャーを楽しむ人が増えます。
土用の丑の日(7月26日)
土用は立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間をいう雑節です。
とくに夏の土用の「丑の日」にはうなぎを食べる習慣があります。
2026年の夏の土用は7月20日から始まり、丑の日は7月26日(日)です。
2027年は7月21日(水)と8月2日(月)の2回丑の日があります。
由来には諸説ありますがうなぎを食べる習慣は、江戸時代の平賀源内が広めたという説がよく知られています。
うなぎには、ビタミンA・B群などの栄養素が含まれており、夏バテ予防に結びつけられてきました。
(参考:農林水産省「行事食」)
お中元
お中元は夏に日ごろの感謝を込めて贈り物をする習慣です。
贈る時期は地域により異なっており、関東では、7月初旬から15日ごろまでが一般的とされています。
関西など8月15日ごろまでに贈る地域もあります。
8月の行事|お盆と夏祭り

8月はお盆を中心に、家族や親戚が集まりやすい月です。
山の日や立秋など夏の節目も続きます。
山の日(8月11日)
山の日は2016年に施行された祝日です。
祝日法では「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日とされています。
(参考:内閣府「国民の祝日について」)
2026年は8月11日(火)、2027年は8月11日(水)です。
お盆休みと重なる時期なので、帰省や旅行の予定を組む人も多くいます。
立秋・残暑見舞い(8月7日)
立秋は、暦の上で秋が始まる日です。
2026年は8月7日(金)、2027年は8月8日(日)」です。
この日を過ぎると暑中見舞いは「残暑見舞い」に変わります。
(参考:国立天文台「暦要項」)
実際の暑さはまだ厳しいため暦と体感のずれを感じる時期です。
お盆(8月13日〜16日)
お盆は先祖の霊を家に迎えて供養する行事です。
正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、仏教の行事として広まりました。
2026年は、8月13日(木)の迎え火から、8月16日(日)の送り火までです。
迎え火・送り火は、先祖の霊が迷わず帰りまた戻れるようにとの目印として焚くものです。
お盆の時期は地域によって異なっており、8月に行う「月遅れ盆」が全国的に多い一方で、
7月に行う地域もあり、お供えには季節の果物・お菓子・故人の好物などを選びます。
夏祭り・花火大会

8月は、各地で夏祭りや花火大会が開かれます。
もとは疫病や災いを払う神事や先祖の霊を送る行事に由来するものが多いといわれます。
開催日や内容は、毎年変わることがあります。
お出かけ前に、主催者の公式情報を確認しておくと安心です。
9月の行事|防災の日・重陽・敬老の日・お月見

9月は秋の行事が重なる月です。
祝日が多くシルバーウィークになる年もあります。
防災の日・二百十日(9月1日)
防災の日は、9月1日です。
1923年(大正12年)9月1日の関東大震災にちなみ、1960年に制定されたとされています。
またこの時期は台風が多い二百十日(立春から数えて210日目)にあたります。
防災の日を含む8月30日〜9月5日は「防災週間」とされ、防災意識を高める取り組みが行われます。
(参考:内閣府「防災週間」)
この機会に家庭の備蓄や避難場所を確認しておくと安心です。
重陽の節句(9月9日)
重陽の節句は五節句のひとつで、「菊の節句」とも呼ばれます。
中国では奇数を縁起のよい「陽」の数とし、その最大の数である9が重なる日を祝いました。
日本では、平安時代に宮中の行事として取り入れられたとされています。
菊の花を飾ったり菊を浮かべた菊酒を飲んだりして、不老長寿を願います。
2026年は9月9日(水)、2027年は9月9日(木)です。
敬老の日(9月の第3月曜日)
敬老の日は、9月の第3月曜日です。
2026年は9月21日(月)、2027年は9月20日(月)です。
祝日法では「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日とされています。
(参考:内閣府「国民の祝日について」)
お祝いとしてプレゼントや食事会を用意する家庭が多くあります。
秋分の日・秋のお彼岸
秋分の日は昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。
2026年は9月23日(水)、2027年は9月23日(木)です。
祝日法では「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日とされています。
2026年は敬老の日(9月21日)と秋分の日(9月23日)の間の9月22日(火)が国民の休日になります。
そのため9月19日(土)から9月23日(水)までが連休です。
秋分の日を中日とした7日間が、秋のお彼岸です。
2026年は9月20日(日)〜26日(土)です。
お供えにはおはぎが定番です。
(参考:国立天文台「暦要項」)
十五夜・中秋の名月

十五夜は旧暦8月15日の月を鑑賞する行事です。
「中秋の名月」とも呼ばれます。
2026年は9月25日(金)、2027年は9月15日(水)です。
旧暦をもとにしているため、毎年日付が変わります。
(参考:国立天文台「中秋の名月とは」、鳥取県「十五夜」)
月見団子やススキ里芋などを供えて、秋の収穫に感謝します。
十五夜は満月と限らず年によっては満月の日とずれることがあります。
10月の行事|スポーツの日・十三夜・秋の味覚

10月は過ごしやすい気候の中で、運動や食を楽しむ行事が多い月です。
2026年はすでに迎えた行事もありますが、これから迎える十三夜やハロウィンもあります。
衣替え(10月1日)
10月1日は、夏服から冬服に替える衣替えの日です。
学校や会社の制服が、この日を境に切り替わるところもあります。
気温の変化が大きい時期なので、家庭では季節に合わせて、少しずつ衣類を入れ替えます。
スポーツの日(10月の第2月曜日)
スポーツの日は、10月の第2月曜日です。
2026年は10月12日(月)、2027年は10月11日(月)です。
祝日法では「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」日とされています。
もとは「体育の日」でしたが2020年に名称が変わりました。
(参考:内閣府「国民の祝日について」)
運動会シーズンと重なり、各地でスポーツイベントが開かれます。
十三夜(10月23日)
十三夜は旧暦9月13日の月を鑑賞する行事です。
2026年は10月23日(金)、2027年は10月12日(火)です。
十五夜と同じく月を愛でる習慣ですが、十三夜は日本独自の行事とされています。
栗や豆を供えることから、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。
十五夜だけ月見をして十三夜を見ないのは「片見月」といって、縁起が悪いといわれることもあります。
(参考:国立天文台「暦Wiki」)
秋の味覚
10月から11月は、栗・さつまいも・きのこ・さんまなど、秋の味覚が出そろう時期です。
「食欲の秋」という言葉は、実りの多い季節の楽しみを表しています。
ハロウィン(10月31日)

ハロウィンは、古代ケルトの収穫祭が起源とされる、外来の行事です。
日本では、仮装やかぼちゃの飾りつけを楽しむイベントとして定着しました。
2026年は10月31日(土)、2027年は10月31日(日)です。
神無月
旧暦10月は「神無月(かんなづき)」と呼ばれます。
全国の神さまが、出雲大社に集まるため、各地の神さまが留守になるという言い伝えから名づけられたとされています。
一方出雲地方では神さまが集まる月として「神在月(かみありづき)」」と呼びます。
11月の行事|文化の日・七五三・勤労感謝の日

11月は秋が深まり、冬の気配が近づく月です。
子どもの成長を祝う七五三や、収穫に感謝する行事が続きます。
文化の日(11月3日)
文化の日は、11月3日の祝日です。
祝日法では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日とされています。
(参考:内閣府「国民の祝日について」)
1946年11月3日に日本国憲法が公布されたことにちなんでいます。
2026年は11月3日(火)、2027年は11月3日(水)です。
この日は各地の美術館・博物館で、無料開放や特別イベントが行われることがあります。
内容は年や施設により異なるため、お出かけ前に公式情報をご確認ください。
津波防災の日(11月5日)
津波防災の日は、11月5日で2011年に制定されました。
津波対策の推進に関する法律にもとづく記念日です。
1854年(安政元年)の安政南海地震の際に、住民に避難を呼びかけた「稲むらの火」の逸話にちなむとされています。
(参考:内閣府 防災情報)
立冬(11月7日)
立冬は暦の上で冬が始まる日です。
2026年は11月7日(土)、2027年は11月8日(月)です。
(参考:国立天文台「暦要項」)
この日から冬至までに木枯らしが吹いたり、初霜が降りたりする地域が増えていきます。
酉の市

酉の市は、11月の「酉の日」に、各地の鷲(おおとり)神社などで開かれる市です。
商売繁盛や開運を願って、縁起物の熊手を買い求めます。
2026年は、11月7日(土)と11月19日(木)の2回です。
2027年は、11月2日(火)・14日(日)・26日(金)の3回あり、3回目を「三の酉」と呼びます。
開催日は神社ごとに異なる場合があるため、お出かけ前に公式情報をご確認ください。
七五三(11月15日)
七五三は子どもの成長を祝い、これからの健康を願う行事です。
3歳・5歳・7歳の年に、神社などにお参りします。
11月15日が中心ですが、前後の土日に行う家庭が多くあります。
2026年は11月15日(日)、2027年は11月15日(月)です。
行事食として、長寿を願う千歳飴があります。
(参考:農林水産省「行事食」)
勤労感謝の日(11月23日)
勤労感謝の日は11月23日の祝日です。
祝日法では「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日とされています。
(参考:内閣府「国民の祝日について」)
もとは収穫に感謝する宮中行事の「新嘗祭(にいなめさい)」でしたが、1948年に現在の名称の祝日となりました。
2026年は11月23日(月)、2027年は11月23日(火)です。
12月の行事|冬至から大晦日まで

12月は一年の締めくくりの月です。
冬至やクリスマス年越しなど、年末ならではの行事が続きます。
事始め(12月13日)
事始めはお正月の準備を始める日です。
12月13日に、すす払い(大掃除)や、松迎えを始める習慣がありました。
現在は年末の大掃除や、お正月の飾りつけの準備を始める目安とされています。
冬至(12月22日)
冬至は一年で最も昼が短い日です。
2026年は12月22日(火)、2027年は12月22日(水)です。
この日に、ゆず湯に入り、かぼちゃを食べる習慣があります。
「かぼちゃを食べると風邪をひかない」「ゆず湯に入ると健康に過ごせる」といわれてきました。
(参考:農林水産省「行事食」、国立天文台「二十四節気・雑節」)
お歳暮
お歳暮は一年の感謝を込めて、年末に贈り物をする習慣です。
贈る時期は地域により異なりますが、関東では12月初旬から25日ごろまでが一般的とされています。
クリスマス(12月25日)

クリスマスは、キリスト教の行事ですが、日本では季節のイベントとして広く親しまれています。
2026年は12月25日(金)、2027年は12月25日(土)です。
ケーキやチキンを食べて、家族や友人と過ごす家庭が多くあります。
大晦日(12月31日)
大晦日は、一年の最後の日です。
年越しそばを食べて、年を越す習慣があります。
そばは細く長いことから、長寿や家運の延びを願う食べ物とされています。
(参考:農林水産省「行事食」)
寺院では、煩悩の数とされる108回、除夜の鐘をつきます。
切り口別にチェック!季節の行事・伝統行事の早見まとめ
月別ではなく「祝日」「節句」「行事食」といった切り口から探したい方向けの早見表です。
祝日とハッピーマンデーの日付
日本の国民の祝日は、全部で16日あります。
一部の祝日はハッピーマンデー制度により、月曜日に移動します。
春分の日・秋分の日は、国立天文台が前年2月に発表する、天文計算にもとづいて決まります。
(参考:内閣府「国民の祝日について」、国立天文台「国民の祝日」)
| 祝日 | 日付の決まり方 | 2026年 | 2027年 |
|---|---|---|---|
| 元日 | 1月1日 | 1月1日(木) | 1月1日(金) |
| 成人の日 | 1月の第2月曜日 | 1月12日(月) | 1月11日(月) |
| 建国記念の日 | 2月11日 | 2月11日(水) | 2月11日(木) |
| 天皇誕生日 | 2月23日 | 2月23日(月) | 2月23日(火) |
| 春分の日 | 天文計算 | 3月20日(金) | 3月21日(日) |
| 昭和の日 | 4月29日 | 4月29日(水) | 4月29日(木) |
| 憲法記念日 | 5月3日 | 5月3日(日) | 5月3日(月) |
| みどりの日 | 5月4日 | 5月4日(月) | 5月4日(火) |
| こどもの日 | 5月5日 | 5月5日(火) | 5月5日(水) |
| 海の日 | 7月の第3月曜日 | 7月20日(月) | 7月19日(月) |
| 山の日 | 8月11日 | 8月11日(火) | 8月11日(水) |
| 敬老の日 | 9月の第3月曜日 | 9月21日(月) | 9月20日(月) |
| 秋分の日 | 天文計算 | 9月23日(水) | 9月23日(木) |
| スポーツの日 | 10月の第2月曜日 | 10月12日(月) | 10月11日(月) |
| 文化の日 | 11月3日 | 11月3日(火) | 11月3日(水) |
| 勤労感謝の日 | 11月23日 | 11月23日(月) | 11月23日(火) |
祝日が日曜日と重なると、その後の最初の平日が「振替休日」になります。
また、前後を祝日にはさまれた平日は「国民の休日」になります。
2026年は、5月6日(水)が振替休日、9月22日(火)が国民の休日です。
2027年は、3月22日(月)が振替休日です。
五節句の日付と食べ物
五節句は、江戸時代に幕府が祝日として定めた、5つの節目の日です。
月と日の数字が、同じ奇数で重なる日が選ばれています。
| 節句 | 日付 | 別名 | 代表的な行事食・風習 |
|---|---|---|---|
| 人日の節句 | 1月7日 | 七草の節句 | 七草がゆ |
| 上巳の節句 | 3月3日 | ひな祭り・桃の節句 | ちらし寿司・ひなあられ・白酒 |
| 端午の節句 | 5月5日 | 菖蒲の節句 | 柏餅・ちまき・菖蒲湯 |
| 七夕の節句 | 7月7日 | 笹の節句 | そうめん |
| 重陽の節句 | 9月9日 | 菊の節句 | 菊酒・栗ご飯 |
(参考:農林水産省「行事食」)
行事食の早見表
行事食は、行事や季節の節目にいただく料理です。
それぞれの食べ物には、願いや由来が込められています。
| 行事 | 行事食 | 込められた意味 |
|---|---|---|
| お正月 | おせち料理・お雑煮 | 一年の無病息災や子孫繁栄を願う |
| 七草(1月7日) | 七草がゆ | 無病息災を願い、胃腸を休める |
| 節分 | 福豆・恵方巻 | 邪気を払い、福を呼ぶ |
| ひな祭り | ちらし寿司・ひなあられ | 女の子の健やかな成長を願う |
| お彼岸 | ぼたもち(春)・おはぎ(秋) | 先祖への供養 |
| こどもの日 | 柏餅・ちまき | 家の繁栄、子どもの成長を願う |
| 七夕 | そうめん | 無病息災を願う |
| 土用の丑の日 | うなぎ | 夏を元気に乗り切る |
| 重陽の節句 | 栗ご飯・菊酒 | 不老長寿を願う |
| 十五夜・十三夜 | 月見団子・栗・豆 | 秋の収穫への感謝 |
| 七五三 | 千歳飴 | 長寿を願う |
| 冬至 | かぼちゃ・ゆず湯 | 風邪予防、健康祈願 |
| 大晦日 | 年越しそば | 長寿や家運の延びを願う |
(参考:農林水産省「行事食」)
二十四節気・雑節の日付
二十四節気は、1年を24に分けた、季節の目安です。
雑節は、二十四節気を補う、日本独自の暦の目安です。
日付は、国立天文台が毎年発表します。
(参考:国立天文台「二十四節気・雑節」、2026年暦要項、2027年暦要項)
| 名称 | 種類 | 2026年 | 2027年 |
|---|---|---|---|
| 節分 | 雑節 | 2月3日 | 2月3日 |
| 立春 | 二十四節気 | 2月4日 | 2月4日 |
| 春のお彼岸(入り) | 雑節 | 3月17日 | 3月18日 |
| 春分 | 二十四節気 | 3月20日 | 3月21日 |
| 八十八夜 | 雑節 | 5月2日 | 5月2日 |
| 入梅 | 雑節 | 6月11日 | 6月11日 |
| 夏至 | 二十四節気 | 6月21日 | 6月21日 |
| 半夏生 | 雑節 | 7月2日 | 7月2日 |
| 夏の土用(入り) | 雑節 | 7月20日 | 7月20日 |
| 立秋 | 二十四節気 | 8月7日 | 8月8日 |
| 二百十日 | 雑節 | 9月1日 | 9月1日 |
| 秋のお彼岸(入り) | 雑節 | 9月20日 | 9月20日 |
| 秋分 | 二十四節気 | 9月23日 | 9月23日 |
| 立冬 | 二十四節気 | 11月7日 | 11月8日 |
| 冬至 | 二十四節気 | 12月22日 | 12月22日 |
地域・暦によって違う行事
同じ行事でも、地域や暦の考え方によって、日付が異なるものがあります。
| 行事 | 一般的な日付 | 地域・暦による違い |
|---|---|---|
| お盆 | 8月13日〜16日 | 7月に行う地域(新暦のお盆)がある |
| 七夕 | 7月7日 | 月遅れの8月に行う地域がある(仙台七夕まつりなど) |
| ひな祭り | 3月3日 | 旧暦にあわせ、4月3日に祝う地域がある |
| お中元 | 7月初旬〜15日(関東) | 8月15日までに贈る地域がある |
| 鏡開き | 1月11日 | 地域により、日付が異なる |
| 小正月 | 1月15日 | どんど焼きの日付も、地域によりさまざま |
日本の年間行事とは?意味と種類
年中行事とは
年中行事とは、毎年決まった時期に行われる、季節の行事や儀礼のことです。
「年間行事」という言葉も、同じ意味で使われます。
もとは、宮中で行われていた儀式や、農業のくらしの節目が起源となっています。
そこに、中国から伝わった暦や節句、仏教や神道の行事が加わって、現在の形になったとされています。
年間行事の種類と比較
年間行事は、成り立ちによって、いくつかの種類に分けられます。
| 種類 | 主な例 | 由来・特徴 | 日付の決まり方 |
|---|---|---|---|
| 節句 | 七草・ひな祭り・端午・七夕・重陽 | 中国の暦と日本の風習が結びついた | 月日が固定 |
| 祝日 | 成人の日・敬老の日・文化の日 | 祝日法で定められた国民の祝日 | 日付固定/曜日基準/天文計算 |
| 二十四節気・雑節 | 立春・夏至・節分・土用 | 季節の移り変わりを示す暦 | 天文計算 |
| 神事・仏教行事 | 初詣・お盆・お彼岸・夏越の祓 | 神道・仏教の信仰にもとづく | 暦や地域による |
| 人生儀礼 | 七五三・成人式 | 子どもや人の成長を祝う | 日付や家庭による |
| 習慣・外来行事 | バレンタイン・ハロウィン・クリスマス | 海外から入り、日本で定着 | 月日が固定 |
日付が毎年変わる行事の見方
年間行事には、毎年同じ日付のものと、年によって日付が変わるものがあります。
日付が変わる主な理由は、次の3つです。
| 理由 | 例 |
|---|---|
| 曜日で決まる(ハッピーマンデー・第○日曜日) | 成人の日・海の日・敬老の日・スポーツの日・母の日・父の日 |
| 天文計算で決まる | 春分の日・秋分の日・二十四節気・節分・お彼岸 |
| 旧暦や干支で決まる | 十五夜・十三夜・初午・酉の市・土用の丑の日 |
天文計算で決まる日付は、国立天文台が前年に発表します。
(参考:国立天文台「暦要項」)
そのため、数年先の日付は、発表後に確認する必要があります。
年間行事に関するよくある質問(FAQ)
毎年決まった時期に行われる行事は何ですか?
お正月(1月1日)、節分(2月3日ごろ)、ひな祭り(3月3日)、こどもの日(5月5日)、七夕(7月7日)、お盆(8月13日〜16日)、七五三(11月15日)、大晦日(12月31日)などです。
成人の日や敬老の日のように、曜日で決まる祝日もあります。
日本だけにしかない行事はありますか?
七五三、お正月の鏡餅、お盆の迎え火・送り火、十三夜などは、日本で独自に発展した行事とされています。
ただし節句やお盆のように、海外から伝わった風習が日本流に変わっていったものも多くあります。
由来には諸説あるため、断定はできません。
2026年にこれから日本で行われる行事は何ですか?
2026年10月13日時点で、これから迎える主な行事は次のとおりです。
十三夜(10月23日)、ハロウィン(10月31日)、文化の日(11月3日)、酉の市(11月7日・19日)、七五三(11月15日)、勤労感謝の日(11月23日)、冬至(12月22日)、クリスマス(12月25日)、大晦日(12月31日)です。
まとめ
日本の年間行事は、季節の節目や暮らしの区切りに合わせて、毎年くり返される行事です。
月ごとに行事を見ていくと、願いや感謝の気持ちが込められていることが分かります。
この記事のポイントは、次のとおりです。
- 年間行事は、節句・祝日・二十四節気・神事・仏教行事・外来行事など、さまざまな種類がある
- 日付は、固定のもの、曜日で決まるもの、天文計算や旧暦で決まるものに分かれる
- 行事食は、それぞれの行事の意味と結びついている
- 地域によって、日付や習慣が異なる行事もある
気になる行事があれば、各月の「この月のおすすめ記事」から、詳しい解説もあわせてご覧ください。
日付は、公的機関の発表をもとにしていますが、寺社の行事などは変更されることがあります。お出かけ前に、公式情報をご確認ください。

コメント